自己中心的ひとりごと

心の濾過装置にひっかかったひとりごと

あぁ海水魚飼育5

午前中の新潟市内は気温も低めであり、こんな朝は暖かな水槽の住人たちを観察するにかぎるのである。

水槽の状態としては、怠け者の飼い主を分かってか、シッタカ(貝)1号、2号の懸命な水槽掃除によりコケもない様子である。

私はシッタカたちに頭が上がらないのである。

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ガラス面を掃除するシッタカ1号。(ピンボケである)

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サンゴの掃除に励むシッタカ2号。(ややピンボケである)

 

不満ひとつ表わさず黙々と働く姿なのだ。

私もこうありたいとも思ったのだが、いや、待てよ!

ただの食事の行動ではないか!!

 

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赤っぽい尻尾しか見えないが、これはハタタテハゼの野郎なのだ。

ごらんのように、いつもここにいてジッとして一日の大半を過ごしているのだ。

このヤローはエサの時間だけここから出てくるのだ。

調子いいヤツだな と私はいつも舌打ちをするわけであるが、いや、待てよ!

私と同じじゃないか!!

 

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水槽のアイドル カクレクマノミ

前は、水槽上のあたりで控え目な生活を送っていたのだが、

最近は気分によって岩のあたりまで下がって遊んでいる姿がみられる。

 

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シリキルリスズメダイである。

コイツはいじめっ子キャラで存在をアピールしていたのだが、

最近はというと、

 

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いじめられていたヨスジリュウキュウスズメダイに追い回されているようだ。

はじめのうちはシリキルリスズメの方が大きかったが、最近はヨスジリュウキュウの成長が進み、立場が逆転したのかもしれない。

 

さすが弱肉強食の世界、恐ろしいのである。

 

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そんな下剋上の厳しさをよそにマイペースなのが彼なのである。

プテラポゴンカウデルニ-というわけのわからない名前の住人である。

慌てない 顔にださない 我が道をゆく という生き方。

しかし見た目は美しい。

ちなみに偶然写真右下で間抜け顔を向けているのが、先ほど紹介したお調子者のハタタテハゼなのだ。まさに、お調子者と無関心なヤツとの共演である。

 

もう一匹、デバスズメダイというのが住んでいるが、あまりのすばしっこさに写すことができなかった。

まったくKYなのだ。

 

というように、我が家の海水魚たちはお互いを認めず、自分のカラーを遺憾なく発揮して生きているのだ。

 

結局、今日のブログを書いていて感じたことは、プテラポゴンカウデルニ-が男の理想ではないかという事だ。

慌てない 顔にださない 我が道をゆく しかも見た目が美しい

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慌てない 顔にださない 我が道をゆく しかも見た目が美しい

 

そこで想像してみた。

もし、自分がこのような男だったとしたら、

多分、

KYな男。