自己中心的ひとりごと

心の濾過装置にひっかかったひとりごと

あぁ極楽と地獄は隣り合わせ

私は自分に驚いてしまったのである。

「美」とか「安らぎ」なる感覚が自分にあったことに。

 

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あぁ料亭。私のような二等兵には縁遠い世界である。

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別世界への入り口である。

なんとなく、実になんとなく私は「美」という空気を感じてしまった。

私のような二等兵が。

 

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お店の方に一声かけて別世界に足を踏み入れてみたのである。

 

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この灯篭の落ち着き具合に「安らぎ」を覚えた。

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奥へと続く道は橋になっていた。

 

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この料亭で飼われている鯉だが、

エサをもらえると勘違いして寄ってきたようだ。

すまない・・・私はただの二等兵

 

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鶴のはく製があった。以前は本物の鶴がいたらしい。

 

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タヌキもいた。

おち〇ち〇が控え目で安心してしまったのだ。

 

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そうめん流しができるようである。

一人前はいくら位するのだろうか と考えてしまう自分がイヤになるのだ。

そして料亭を後にしたのだ。

 

 

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横にこんな名前の小路が。

 

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左が今ほどの料亭。右には昔、刑務所があったそうだ。

なるほど、地獄極楽小路なわけだ。

あぁ楽と苦 善と悪、光と陰 

この小路を歩いてみたが、空気が不安定というか、見えないはずの境界線を感じた。

さっきまでは「美」とか「安らぎ」の感性に気づかされた時間だったが、この小路には、そんなやわらかな感覚は感じられなかったのだ。

この隣り合わせの間を通る道。まっすぐに見えるが人間のあらゆる心模様がどろどろと交差しているような空間である。

けっこうディープなのだ。