あぁ国鉄模型2
最初に、
今日のひとりごとは、鉄道模型、いや、鉄道自体に興味がない方々にはまったく面白くないものであるから、興味のない方はそれなりに対応していただきたい。
私は鉄道模型が好きなのだ。
こんな感じである。
一応ポリシーがあって、
「国鉄時代」そして「非電化」に喜びを感じて楽しんでいる。
たとえば、
こんなやつ。
20系という寝台客車であるのだ。
寝台客車というのは元々あったのではあるが、本系は本格的な特急用寝台客車として製造された画期的な形式であるのだ。
この丸いおでこがいいのである。
我が鉄道では「DD54」という機関車に牽引を担当してもらっている。
このDD54というやつは悲運の機関車で、登場時は日本の機関車とは思えぬ斬新なスタイルで人々の度肝をぬいたが、ディーゼル機関(ドイツ製)の調子がイマイチで早々と引退してしまったのだ。でも、そのスタイルは現代の目で見ても超かっこイイのだ。
蒸気機関車である。
「D51」という日本を代表する貨物用蒸気機関車なのだ。
今日は重連で貨物列車の牽引をしてもらった。
先頭のD51は、「なめくじ」という愛称なのだ。
屋根上の装備が「なめくじ」形の覆いで囲まれているのが理由なのだ。
後ろのD51は標準形である。
「なめくじ」と屋根上の機器を見比べていただくと違いがお分かりであろう。
ちなみにこのD51は、私が小学生の時に買ったものなのだ!
なんと40年くらい前のモデルであるのだ。
今でも元気に走ってくれるのだ。
これは「C55」である。
当時流行した流線型のカバーで機関車全体を覆ったタイプなのだ。
が、しかし、蒸気機関車程度の速度では流線型の効果があまり期待できなかったらしく、後に普通のデザインの蒸気機関車に戻されたという事実がある。
当時の国鉄はダイナミック&エネルギッシュに機関車を製造してたようだ。
効果よりも、その姿勢に脱帽である。
14系特急客車を牽引しているのは国鉄時代を代表するディーゼル機関車「DD51」なのだ。
JRになった今でも活躍を続ける傑作機関車である。
そしてこちらは50系普通客車を牽引するDD51なのだが、ヘッドライトが3つあるタイプ、いわゆる「三つ目」と言われるものなのだ。
この三つ目が牽引した50系客車は味わい深いのである。
急行用ディーゼルカー「キハ58」系の一族「キハ28」である。
模型ではいくつものメーカーが出しているのだが、写真は「エーダイ」というメーカーのモデルなのだ。けっこう前に倒産してしまった伝説のメーカーなのだが、我が鉄道では元気に活躍中である。
「キハ35」という通勤用のディーゼルカーなのだ。
このモデルは「エンドウ」というメーカーのものだが、この手の鉄道模型がプラスチック製が主流という中にあって、なんと金属製。
おかげでレール上での転がりも悪く、あまり遊べないヤツでもある。
ただ、「エンドウ」もこのスケールの模型からは撤退しているので貴重かもしれない。
左から24系25形寝台車、20系寝台車、14系座席車、コンテナ特急「たから」である。
良き時代の国鉄全開なのだ!
我が鉄道において、コンテナ特急「たから」の牽引を担当するのは試作機関車「DF91」なのだ。
こんな試作された機関車がコンテナ列車の先頭に立つなんてのは鉄道模型ならではという事になるだろう。
ここまでは主役級であったが、
どんな世界にも、「縁の下の力持ち」の地道な活躍が不可欠。
DD13形。主に車両の入れ替えを仕事にしているのだ。
前期形のヘッドライトが1つタイプが渋くていいのだ。
正式な名前は知らないが、国鉄線に乗り入れる民間の小型機関車という設定で遊んでみたのだ。
これは貨車移動機の設定。まだ手すりなどが未装着の中途半端な状態の製作途中の模型であるが、移動機という事で貨車を引かせてみたものの・・・
ぜんぜん力がない!
超小型モーターなので仕方のないところ。
2軸貨車よりも小さいのだ!
しょうがないので何も牽引しない状態で、普段は走行することはないであろう本線へ。
「キユニ17」&「キハ23」
「キハ20」&「キハ183系特急」
「キハユニ16」、「D51」、「キハ35系」
「C62」牽引のブルートレイン24系25形。
「D60」
鮮やかな黄色が目立つ「タキ5450形」タンク貨車。
貴重な香港トミー製の「タム6000形」タンク貨車2両。
当時は赤塗装が斬新だった「50系客車」。
準急や急行で活躍した「キハ26」。右は寝台急行客車「オハネフ12」。
といった感じで、始めに申した通り、鉄道に興味がない皆様には苦痛のような内容だったことだろう。
とりあえず、目を通して下さった事については感謝申し上げる。
そして、苦痛を与えてしまった事については深くお詫び申し上げる。
まだまだ車両がたくさんあるので機会があったら続編を検討する。
鉄道ファン以外の皆さん、どうか心の準備を。