自己中心的ひとりごと

心の濾過装置にひっかかったひとりごと

あぁ消防団新人研修

今日の午前中、消防団の「新入団員研修」と「部長研修会」が行われた。

部長である私は「部長研修会」への参加だが、今日の目的は新入団員に基本動作を教えることにある。

 

まず、ポンプ車操法と小型ポンプ操法を新入団員に見学してもらう。

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ポンプ車操法展示。

 

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小型ポンプ操法展示。

 

未来の「選手」になるであろう新入団員たちに雰囲気だけでも見てもらい、だいたいの流れを学んでもらったのだ。

 

今回展示を行ったのは、今年の操法大会の選手たちだ。

まだまだ不完全な展示だが一生懸命な姿を見せてくれた。

本番には完璧な操法レベルに達するだろう。

 

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後半は新入団員に実際に放水を体験してもらう内容。

まず「防火衣」の着方を教わる。

慣れればすんなり着用できるようになるが、初めてだと意外と大変。

 

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次はホースの扱いを学ぶ。

結合の仕方を教わり、その後、二重巻きのホースを展張し、放水準備を行う。

 

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ホースを小型ポンプに結合し、放水開始!

初めて放水を体験する新入団員は、「水圧」におどろく。

この時、誤って筒先(先端部分)を放してしまうと、水圧でホースが暴れて大ケガの危険があるのでみんな真剣に取り組んでいた。

 

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消防職員(青い着衣)の補助を受けて放水を行う新入団員(銀色の着衣)。

 

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水を送る「小型ポンプ」の操作手順講習。

 

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小型ポンプ付近で放水を見学する新入団員。

各班に戻れば、彼らもポンプやホースを取り扱うことになる。

一度の講習で全部を理解することは困難だが、日々の点検や訓練で早く機材に慣れてもらいたいと思う。

 

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「ポンプ車操法」を展示した班のBD型ポンプ車。

新潟市消防団では、今後このタイプを減らしていく方向なのだ。

 

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新型のデッキタイプ小型ポンプ積載車。(エアコン付き)

リアデッキに小型ポンプを積んでいる。

 

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従来のトラックタイプ小型ポンプ積載車。(エアコンなし)

トラックタイプの積載車も、今後、新型のデッキタイプに更新されていくであろう。

 

旧式化していく消防団の車両や装備は、ここにきて新型化が少しづつ進んでいるようだ。

若い新入団員の皆さんには、更新される新型装備の操作方法を柔らかい頭で覚えていただき、新しい事を覚える能力が劣ってきた頭のかたいベテラン団員をカバーできるよう頑張ってもらいたい(笑)

 

私も部長として皆さんの手本となれるよう技量と人間を磨き地域防災に尽力して参ります!(頭はかたいですけど)

 

ということで、今日は消防団研修会のレポートでした!

読んで下さった皆さま、今日も火災のない1日を!