あぁ地産地消で味わう
今週の火曜日、新潟市内某ホテルで「地産地消」の料理イベントがおこなわれ、仕事上の絡みもあり参加してみた。
このホテルの総料理長は「地産地消の仕事人」として活躍されている方で、この日も地元食材に魔法をかけた美味しい料理が提供され、私も大いに舌を楽しませてもらったのだ。
今回の記事では、その料理を紹介してみたい。
まずアミューズ。
「出会いの一皿」と名付けられた前菜。
軽く燻製にした寒鰤、新潟米「新之助」のサラダの上に無農薬大根を乗せた一皿。
覆っていたキャストをよけてみると、そこには「新之助」。
新潟の新品種として売り出し中の米であるが、大き目の粒が特徴。
この日はサラダ仕立てということで、爽やかな風味でこの「新之助」を楽しめた。
佐渡産天然鮑を味わった一皿。
コリコリとした鮑ならではの食感に、雲丹と柚子の濃厚さと爽やかさとがフュージョンした味付けがたまらなかった一皿。
オマール海老と真鯛。
なんとか包みとか、なんとかソースとか説明はあったのだが忘れてしまった(笑)
細い線状の衣に包まれたオマール海老の歯ごたえと、鯛らしくないほど脂の乗ったうまみが楽しかった一皿。
新潟和牛ロースのロースト、十日町ポークの煮込み。ソースは新潟市南区産の無添加味噌を使った一皿。
ローストビーフも良かったが、軽めに煮込んだポークの口どけ感は絶品であった。
味噌ソースとの相性のよさにも驚いた!
デザートには、「宝石箱」と名付けられた秋のフルーツが供された。
柿をくり抜いた器に梨などが盛られたもの。
中身を写し忘れたのが心残り(笑)
私が暮らす新潟は米や酒だけでなく、あらゆる食材に恵まれたエリアだという認識を再発見した一夜だった。
新潟は「宣伝ベタ」と言われている。
もっと新潟の食材を大きく発信して他県はもちろん、海外からの観光訪問につなげていければと感じる。
残念ながら新潟市には「観光」を主業務とする専門の公的機関がないに等しい。
今回、新しい市長が誕生した訳だし、他の市町村と連携し観光資源の発信にも手腕を発揮していただきたいものである。
今日はこんなひとりごと