自己中心的ひとりごと

心の濾過装置にひっかかったひとりごと

あぁ静かに佇む老兵

ある日の信濃川下流

老兵は佇む。
f:id:yas-99:20190111064953j:plain
新潟市消防局の消防艇「にほんかい」

このたび去り行く運命なのだ。

f:id:yas-99:20190111065301j:plain
平成4年から26年間、港湾における船上火災に備えてきた。
今回その任を解かれた。

f:id:yas-99:20190111065923j:plain
昨年の新潟市消防出初め式
今年は13日に行われるため、昨年が現役最後の出初め式となったわけだ。

f:id:yas-99:20190111073608j:plain
船橋上に装備されている3基の放水銃、この力強さに港湾安全の礎を感じていた。

先月、新造された消防艇と入れ替えられた。

住み慣れた岸壁を新造艇に譲り、今は少し離れた場所で佇んでいる。

譲った岸壁には新しい消防艇が係留。
f:id:yas-99:20190111123357j:plain
船名は「にほんかい」
旧船の名前を引き継いだ。
旧にほんかいと比べるとコンパクトになったが、デザインはさすがに新しい印象だ。

f:id:yas-99:20190111123807j:plain
放水銃は前甲板に装備された。
こちらも小振りで門数も2門に減った。

f:id:yas-99:20190111124023j:plain
旧にほんかいは口径も大きく3門だった。

f:id:yas-99:20190111124149j:plain
後甲板には作業艇も装備。

有力な新造艇が配備され、老兵も一安心だろうか。

f:id:yas-99:20190111124452j:plain
f:id:yas-99:20190111124533j:plain
お疲れ様でした。
君を忘れない。

今日はこんなひとりごと