自己中心的ひとりごと

心の濾過装置にひっかかったひとりごと

あぁ朝日を浴びる機材たち

もうこの時期になると決まった時間に目が覚める。
目が覚めるのはいいのだが、今日はどういう指導をすればいいか、効果的な段取りをどう組もうか、などと1時間という練習時間の構成が寝起きの脳を襲う。

昨夜、筆頭部長から「仕事の都合で明日は欠席します」などと不幸のメールがあったのでなおさら寝起きの脳が溶ける。

筆頭部長の本職は農家。
仕方のないことである。

一応の段取りを決めて練習場所へ。
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朝日との再会。
少しはスピードを落として昇っておくれよ。
朝日にあおられている私がここにいる。

そんな私を知ってか知らずか機材たちは気持ちよさそうだった。
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たしかにそうだろうな。

火災のない日常
訓練のない日々

機材たちは暗い車庫にジッと潜んでいる。

それら機材たちを積載している消防車だって。
平和な日常は車庫の暗やみに潜んでいる。

それが
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気持ちよさそうだ。

数年に一度廻ってくる選手班の機材たち。
練習のおかげで毎日朝日を浴びられる。

指導に苦悩する私をよそに幸せそうな機材たち。

私は人間なり
君たちを妬むことはないよ。

私の苦悩は一生懸命頑張っている選手たちが吹き飛ばしてくれるから。

今のうちに朝日を浴びておくれ。

大会が終わったら暗やみに潜む君たちの苦悩は私以上なのだから。

火災のない平穏な日常は、暗やみに潜む君たちの苦悩において成り立っているのだから。

ありがとう 機材たち。

今日はこんなひとりごと