あぁハーフトラック!
あまり喜ばしいことではないけど、戦争は発明のオンパレード。
「闘争本能」を合理的及び迅速に満たすために。
もちろん残酷な発明兵器も存在したであろう。
悲しいことではあるが。
でも今日のひとりごとは、そういった点ではなく、ただただメカ的に素晴らしいと感じた兵器を語ってみたいと思うのだ。
それは、「ハーフトラック」なのだ!
素晴らしいメカだ。
トラックの後輪をキャタピラ方式とし、どんな悪路でも走破できる車両なのだ。
元々はフランスで開発されたらしいが、私には、このアメリカ製のMー3型がたまらないのである。
後部に10人の兵員を乗せられて、迅速に兵員を輸送させるいわば「戦場のタクシー」
自衛隊にもアメリカから供与され、ご覧のように「日の丸」をつけたわけだが、見れば見るほどいい雰囲気だ。
実に男のロマン。
現代の兵員輸送車は全部がタイヤ、もしくは全部がキャタピラの物が世界の主流らしいが、当時の、この何とも言えない中途半端な感じが私の人間性とオーバーラップして悦楽の域だ。
陸上戦闘兵器の花形であろう戦車と並んでも、どうですか!このエクスタシー。
やはりハーフトラックは私のマインドを包み込む極楽浄土的な存在。
ハーフトラックよ、永遠なれ。