あぁアナログ盤3
最近CD機器の調子がいまひとつなのだ。
音が飛ぶのである。
読み取り部分のトラブルなのか。
ということにより、現在のところアナログレコードの方が信頼できるわけだ。
音ミゾを針でなぞって再生するという「接触による関わり合い」が心強いわけだ。
世間でも同じかもしれない。
今は「接触」がなくても関わり合いが可能だが、その分トラブルも発生しやすい。
スピード感、わずらわしさの排除というのも大事な要素であるが、「接触」から得られる豊かさ、温かさは捨てがたい。
今日は80年代に活躍したバンド 「プラスチックス」のアルバムに針を落としてみた。
世の中がアナログからデジタルに移行していく時代のニューウェーブバンドだった彼ら。
ツウ受けはしたが、時代がまだついてこれなかったのが悲しかった。
曲もデジタルを意識した歌詞や音作りなのだが、打ち込み音より実際の演奏の割合が多いところに過渡期を感じる。
なんかいいぞ。