自己中心的ひとりごと

心の濾過装置にひっかかったひとりごと

あぁ「で」 「共に」 「添えて」もいいけど 

昔、ソ連から亡命するためミグ25戦闘機で函館に強行着陸したベレンコ中尉が、日本での取り調べ中に出された出前の「かつ丼」を、

「こんなにおいしいものを生まれて初めて食べた」と発言した。

 

先日、とある都合により、このようなお料理をいただいた。

 

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「天然鮑に新玉葱のムースリ―ヌ 木の芽の香る浅利のジュレ共に

 

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「天然真鯛とオマール海老 オマール海老のジュのナンテーズソース

 

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「やわらかく煮込んだ和牛肉をわさびのアクセント 三年熟成無添加味噌のソース

 

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「ちょっぴり贅沢なフォアグラ丼」

 

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フロマージュブランのムース ローズマリー風味のグリオットのソルべ 佐藤錦アメリカンチェリーのマリネを添えて

 

なになに

なになにと共に

なになにを添えて

 

とても美味しかった。

ただ、料理の名前から実際の料理が頭に浮かばない。

 

私にとって、出前の「かつ丼」を「こんなにおいしいものを生まれて初めて食べた」と言ったベレンコ中尉は現実的なのだ。

 

なになに

なになにと共に

なになにを添えて

 

こちらはというと、

きっと夢でもみてたのだろう。

 

普段私はとても幸せな現実の中で生きているんだなとつくづく感じる。

 

ベーシックレベルな私。

背伸びは似合わないのである。

 

今日はこんなひとりごと