あぁ本当の約束
昨日はとある会合に参加した。
エメラルドグリーンな温泉から現実に戻って、胃腸の疲れが取れたと思った途端の会会。
またしても美味しい料理とお酒である。
五臓六腑にまたしても苦難を与えてしまった。
その後、無事に会会はお開きとなった。
この会合参加は社会人としての約束であったが、この日の私には「本当の約束」があった。
たいしたことではないが、約束とは会合後に息子と合流することである。
いうまでもなく、年ごろの息子とは会話がほとんどない。
朝、「おはよう」と挨拶するのも週に1~2回。
高校生の息子にとってオヤジは煙たい存在なんだろう。
そんな関係。
息子はこの日、ストリートライヴを見に新潟駅にいる。
会合後、いっしょにライヴを見て二人で帰宅する「約束」。
音響機器関係のエンジニアになりたいという夢を持っている息子。
ライヴは何かと勉強になるらしく、最近はイベントの手伝いをよくしている。
この日は、そこで知り合った地元アーティストのストリートライヴらしい。
二人無言のライヴ見物。
私にとって、ライヴはどうでもいい。
こうして息子と二人で同じ時間を共有する機会を求めただけ。
息子と父親。
なんとなくギクシャクした時間の経過。
しかし、そうイヤな感覚もなくこの日の「約束」が実行できた。
現代っ子な感覚で生きている息子と、息子の心に接点を求めたい父親。
ぎこちなくてもいいからまたいつか、「約束」がしてみたい。
今朝はこんなひとりごと