自己中心的ひとりごと

心の濾過装置にひっかかったひとりごと

あぁ消防団13

来月、新潟市消防団 消防操法大会が行われるのだ。
市内の各分団は本番に向け厳しい練習を始めている。
普段は社会人としてそれぞれの仕事に従事している消防団員。よって、選手が集まって日々の練習をするには早朝もしくは夜しかないのだ。。
我が分団は早朝を練習に充てている。

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練習前における内容、注意事項等の伝達風景。

各種連絡や練習内容の伝達も大事だが、一番気を付けなくてはいけないのが「ケガ」。
ケガで練習ができなくなってしまうのも大変だが、普段の生活にも支障をきたすことになる。
とにかく安全第一で頑張ってもらいたいものである。

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大会まで毎日続く猛練習!
苦しい日々だと思うが、選手たち、そして我々教える側、共に苦難を乗り越えていこう!
頑張れば頑張った分、いい結果を引き寄せられる!
さぁ行こう! 我が分団!

今日はこんなひとりごと

あぁ大火を乗り超えた一滴

皆さんは覚えているだろうか。
平成28年末に発生した新潟県糸魚川市の大火を。
中心市街地が壊滅的被害を受けた大火災だった。

地元の蔵元「加賀の井酒造」も全焼した。

新潟県は日本酒王国。自慢の米と良質な水を活かして、県内の各蔵元はそれぞれの「味わい」を一滴に注ぎ込む。

新潟県の印象と文化の一翼を担う「日本酒」
蔵元の火災焼失はとても辛い出来事だった。

しかし、「加賀の井酒造」は失望の中でも負けなかった。
同じ敷地で蔵を再建し、今年春から酒造りを再開したのである。
そして今月、再建後初となる清酒を出荷した。

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加賀の井本醸造

昨夜は糸魚川という地に思いを馳せながら、再建後初出荷酒を味わった。

この地は日本列島を東西に分断する大断層「フォッサマグナ」で知られるところ。
あと、翡翠が多く分布することでも有名だ。

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この度の第1号出荷酒のラベルには「翡翠の街 糸魚川」の文字が入っていた。

そして私にとって糸魚川での思い出といえば、何と言っても「クラシックカー」イベントである。
1992年から毎年行われているイベントで、私は第1回から第3回まで当時の愛車で参加した。

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写真は、会場から糸魚川市内へのパレードに出発するときのもの。

あの時の美しい海岸線や街並みが思い出される。
あの大火で一変したであろう風景。
市民の皆さん全員が元の生活を送れる糸魚川になるよう祈念している。

この度の「加賀の井酒造」の再起は、復興の歯車に大きなパワーを与えた事に違いない。

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私にとっては小さな一滴。
だが糸魚川にとってはとても大きな一滴。

糸魚川市はもとより、日本酒王国新潟県にとって、再起した加賀の井酒造が新たな歴史を刻んでいく意味合いは大きいと感じる。

再び始まる酒物語に乾杯なのだ。

今日はこんなひとりごと

あぁスーパーマシン現る

どうやら私の暮らすエリアに有害生物が迫っているようだ。

この有害生物から地域を守る手段はないものか。

頭が痛い問題だ。

有害生物とは何だ!

地球外生物なのか?

 

いずれにせよ、なにか対抗できる手段を考えなければ!

 

そうだ! あのマシンで撃退できるかもしれない!

よしっ! 出撃準備せよ!

 

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この危機に対抗するにはこれしかない!

スーパーマシン 「スピード スプレイヤー」

 

うぉーっ! こ、これは!

この未来的デザイン!

 

これで有害生物をせん滅できるかもしれないっ!

 

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この低く抑えられたボディ! 高所から攻めてくる有害生物に対し、身をひそめて攻撃のチャンスをうかがうのだ。

 

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このタイヤを見よ! どんな悪路でも縦横無尽に走破し、確実な任務遂行が期待できるぞ!

 

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リアに装着された最強兵器がこれだっ!

この高速ファンを回転させ、有害生物に対し薬剤を拡散噴射してせん滅させるのだ!

 

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各種装置を起動させるコクピット。有害生物からエリアを防衛する男の仕事場なのだ。

 

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「スピードスプレイヤー! 発進!」

 

という事で、その後スピードスプレイヤーは害虫予防のため果樹畑に突撃していった。

このマシンは果樹畑にて害虫予防のための薬剤を散布する機材だったのである。

優良な果実を収穫するために欠かせない作業である「害虫予防」

 

今日も薬剤と水をボディ内のタンクに満載して、来る敵(害虫)から果樹を守る任務に就いたのであった。

 

あぁ、スピードスプレイヤーよ、今日もありがとう。

 

今日はこんなひとりごと

あぁレトロな配水塔プラモを作る

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今月始めの地元新聞記事なのだ。

新潟県長岡市にある水道公園でのイベント記事なのだが、ここに写っている配水塔は大正15年に完成したもので国の登録有形文化財に指定されている。

平成5年まで稼働していたが、廃止後に一帯が公園として整備され市民の憩いの場となっているとのこと。

 

この配水塔を見て思い出した!

 

なんかに似てる。

 

何に?

 

これだ!

 

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前に買った配水塔のプラモデルだ!

 

「キブリ」というドイツのメーカーのもの。

鉄道模型の情景用プラモデルなのだ!

そのうち作ろうと思って放置してたのだが、長岡の配水塔記事を見たら作りたくなってしまった。

 

製作意欲に火が点いてしまった以上やるしかないのだ。

 

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中身はこんな感じなのだ。
日本製プラモデルと比べると、なんとも大らかだなぁという印象。

 

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簡単そうなキットなのだが、説明書も期待通り素朴なのである。

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窓のパーツ切り出し。

 

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裏から本体に接着する。これを6か所付けるのだ。

 

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こんな感じになった。

 

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指が入らない箇所にも接着しなくてはならないから面倒。

 

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塔内入口のパーツ。ヤスリで整形。

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裏面から「ドア」らしきパーツを接着した。

 

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入口部分に小さな屋根を取り付ける。

 

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上に乗る水タンクの台を取り付け。

 

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これが面倒くさそうな作業。水タンクの周りに12か所も窓を付けなきゃいけない。

 

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塔の内側から付けるので、バリの整形はサボります。

 

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あぁ面倒くさい。

 

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窓の取り付け完了!

 

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この上に屋根が付くので、一応ヤスリがけ。

 

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屋根のベースを付ける。

 

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タンクを柱部分に乗せた。

 

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給水管の取り付け。

 

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屋根パーツ。一応、ヤスリで不要なバリを削る。

 

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ベースを付けて、タンクの上に接着。

 

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注水管の取り付け。

 

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屋根の上に、小さな帽子をかぶせて、

 

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避雷針? らしきポールを取り付け。

 

そしてこれ。

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箱の写真のこの部分。ハシゴ?

このパーツがどこにあるかというと、

 

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箱の側面!

これを切りとって使えという事なのだ。

私にとって「箱」はコレクションの一部。

だから箱は切りたくない。

よって、このパーツの取り付けは行わない事にした。

 

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という事で、これで完成とした。

 

今度、鉄道模型の線路を部屋に敷いた時、これを線路脇に置いてみよう。

きっと楽しい模型運転となるだろう。

このプラモデルを作るきっかけとなった長岡の配水塔。

おかげで天気の悪い「みどりの日」を楽しく過ごすことができた。

 

ありがとうね。配水塔さま。

今日はこんな感じ。

 

 

あぁぶらり鉄道の町

今日は憲法記念日なのだ。

いわゆるゴールデンウィーク後半の初日であるが、勤務するブラック組織から午前中の勤務を強いられた。

多忙というわけではなかったが勤務は勤務。

家族のため、組織のため、私は労働力を提供した。

いよいよ明日から3連休。

 

休みの当日よりも、仕事を終えた休前日の方がなんとなく気持ちに余裕を感じる。

その余裕がこの行動だったのだろう。

それが、ぶらり鉄道の町

 

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新潟駅から帰宅のため電車に乗ったのだが、明日から休みだという心の余裕というのは「帰宅人を旅人にする」

 

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旅人になった私は、普段下車することのない新津駅で電車を降りたのである。

 

「新津」というエリアは昔から鉄道の町という背景で発展してきた。

新津駅が信越本線羽越線磐越西線が交わる主要駅というのがその理由。

しかし、自動車の台頭や新幹線の駅でもない環境もあってか、最近は少し寂しい地方都市に感じる。

だが、このエリアにはJR関連の大規模鉄道車両工場があるし、新津駅が「SLばんえつ物語号」の始発駅である。

立派な「鉄道の町」なのである。

 

今日の私は休日前の余裕。

この気持ちの中、この町を散策してみた。

 

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まず連絡通路。

見よ! このディーゼルカーの群れを。

磐越西線という非電化区間を担う精鋭たちではないか!

軽油にまみれる力強い車両たち。実に男らしい!

 

続いて商店街エリア。

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「0番線商店街」なのだ。これぞ鉄道の町の商店街!

素晴らしすぎて涙があふれたのは言うまでもない。

 

だが、閉まったシャッターが多いのは事実。

それでも「鉄道の町」のシャッターは凄かったのだ。

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「門デフ」姿のCー57

 

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485系特急型電車

 

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200系新幹線

 

シャッターが連なった場合は、

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鉄道も連なっていたのだ!

この「山手線」車両、もちろん新津では走っていないが、生まれはこの新津なのだ。

先ほども言ったが、ここには車両製作工場がある。首都圏を走るJR通勤車両のほとんどがこの新津で作られている事実をシャッターが物語っているのである。

空き店舗が多いのは寂しいが、町は頑張っているのだ!

 

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ビルの側面を見よ! 「鉄道の町」「復活」「創活」の力強い志が私の心を打つ!

踏切用警報器も凛と立っている。

 

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歩道にはCー57蒸気機関車の動輪が!

 

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電話ボックスだって、

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よく見ると屋根には電車のパンタグラフが!

 

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新津駅横。 石に描かれた蒸気機関車の動輪、さっき歩道にあったCー57の「ボックス車輪」とは違い「スポーク車輪」だった。

 

このように、私は鉄道の町を満喫し新津駅に戻った。

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日本でも有数の現役SLが走る新津。

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ホームにはこんな絵が。あぁそうか。5月なんだな。

 

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やっと雨が上がった。

私は電車に乗り帰宅の途についた。

となりにいたデーゼルカー「キハE120系」のカラフルな色彩のように爽やかな気持ちで、素晴らしく、そして力強い「鉄道の町 新津」を後にした。

 

あぁ新津、ありがとう。

今日はこんなひとりごと

あぁみなとタワーで南無阿弥陀仏

皆さん、連休をいかがお過ごしだろうか。

今日は、見どころの少ない新潟市内にあって、それとなく奇抜な建造物のひとつを紹介する。

 

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入船みなとタワー

 

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山の下みなとタワー

 

この双子のような建造物だ。

 

この両タワーは何ぞや!  というと、

信濃川の底を横断するトンネル(新潟みなとトンネル)の両岸出入口にある吸排気設備の事なのだ。

 

つまり、外気と地下トンネル内の空気を吸排気する煙突みたいなものと考えていただければと思う。

 ちなみに、「みなと」とは「港」ではなく「水都」(水の都)の意味。

 

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みなとトンネル入り口。(入船側)

ここから信濃川の底を通り、反対側(山の下側)へ出る。

 

当初は、ただの煙突を設置する計画だったようだが、異様な印象などで地域住民の生活に影響を及ぼす恐れもあった等の理由により内容を変更したらしい。

変更により休息スペースや展望室も設置され、地域の憩いの場として有効(ささやか程度)に機能している。

 

建築面でも遊び心が垣間見れる。

上の写真を見ていただくと、入船タワーの展望室部分は鋭角にカットされているが、山の下タワーは柔らかな曲線である。

 

さて、入船タワーの展望室に行ってみよう。

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ちょうど佐渡からやって来た佐渡汽船ジェットフォイルが見えたのだ。

ボーイング社製ジェットエンジン搭載の高速艇で、新潟ー佐渡間を60分で結ぶ。

 

天気がいいと海の向こうに「佐渡島」が見えるので、疲れた目の保養にも効果がありそうだ。

 

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浚渫船(しゅんせつせん)「白山」

川の上流から河口方向に流れて堆積した泥などを船内に吸い込み、沖合で排出する装置を備えた船である。

この作業を行わないと、河口付近に大量の泥が堆積し水深を確保できず、船舶の往来に支障をきたす。

船の後方には、山の下タワーが見える。

つまり、ちょうど船の下をトンネルが通っていることになる。

 

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市内中心部を望む。

火の点いたロウソクのように見えるのが区役所の入るビル「NEXT21」

 

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展望室内には「入船タワー」の模型が展示されている。

白い部分が「煙突」となっている状況がよく分かる。

 

次は「山の下タワー」

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こちらのタワー横には遊具が多数ある広場が整備され、休日は子供連れで賑わう。

 

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金網越しに対岸の「入船タワー」を望む。

 

両タワーには無料の駐車スペースや自販機、トイレもあり、平日はサラリーマンの休憩やトンネル内の歩道でランニングやウォーキングをする人のベース基地としてささやかに機能している。

 

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入船タワー内の階段。

ここを降りるとトンネル内の歩道部分に行くことができる。

歩道は、車道と完全に分離されているため安全な歩行が可能。

 

決して派手ではないが、こんな渋い施設の存在に新潟市の奥ゆかしさを感じるのだが、

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山の下タワー横にあるこの哀れな消防団車両を早く成仏させてほしい。

消防団員の私としては、この成仏できないでいる姿が辛い。

 

南無阿弥陀仏

 

今日はこんなひとりごと

あぁ消防団12

いよいよゴールデンウィークである。

一般的には(私は違うが)昨日の土曜日から連休スタートという感じだろうか。

そんなウキウキ感が世の中を支配する中、私達地元消防団幹部で作業を行った。

 

6月に行われる新潟市消防団操法大会に出場する地元チームの練習場整備である。

地元の団体に協力いただき、敷地を練習の場として開放してもらうのだが、そこに各種ラインを引くというのが作業の内容。

 

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実施要領書を参考に、決められた寸法、距離を測りラインを引く。

この作業はとても大事である。

正確にラインを引かないと、本番で大変なことになるからだ。

 

5月から選手たちがここで毎日練習を行うのだが、距離感を体で覚えなくてはいけない。

正確なラインじゃないと、体で覚えた距離感が本番の会場で狂うからだ。

練習を重ねていくと、大げさに言えば「目をつぶって走ってもキチッと停止位置で止まれる」ようになる。

もし、誤ったラインで練習を重ねたら、選手たちは本番でパニック状態になってしまうだろう。

何度もメジャーで寸法を計測し、垂直、平行を確認しながらの慎重な作業。

選手たちのためにも決して手を抜くことは許されないのだ!

 

この作業は毎年、分団幹部が中心となって行う。

私は今年度から部長となったため、初めての参加。

先輩幹部の皆さんの指導をいただきながらの作業であった。

 

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待機線、ポンプ位置、水利(防火水槽)位置などのラインが引かれた。

 

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実際に水利の枠を設置し、位置を確認する。

 

そして全てのラインを引き終えた。

今年も選手たちは過酷な練習をここで行う。

毎日の練習で技を磨き、本番では力を100%発揮してもらいたい!


頑張れ! 精鋭なる代表選手たち。


今日はこんなひとりごと

 

あぁ戦車

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先日、イベント参加のため「万代シテイ」に向かった。
万代シテイのランドマーク「レインボータワー」が宵の空に突き刺さっていた。

会場に向かいながらダラダラと歩いていたわけだが、なにかを感じハッとした!

私は無意識に「気をつけ!」の姿勢をとったのは言うまでもない。


そのわけは、

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目の前に戦車があったからだ。

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それは旧日本陸軍の97式中戦車だった。

私はまるで、上官からビンタを食らった新兵のごとく不動の姿勢(気をつけ)をとり続けた。

97式中戦車は勇ましかった。
太平洋戦争では米軍のシャーマン戦車にボコボコにやられた過去が嘘のように、自信に満ちた佇まいを私に見せていた。

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激動の時代を走り抜けたその姿、平和すぎる現代をどう思っているのだろう。

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超大国アメリカに立ち向かった戦車砲、この混沌とした現代のどこに照準を合わせているのだろう。

そんな妄想をしたあと我にかえった。
人気アニメ「ガールズ&パンツァー」がらみの企画でのレプリカだそうだ。

レプリカとはいえ、97式中戦車に出会うなんて夢にも見なかった。

あぁ、97式中戦車よ、平和な時代恨むなかれ。

今日はこんなひとりごと

あぁ早川堀

今日の新潟市、とてもいい天気なのだ!

気温も高く初夏のようなすがすがしいこの日に感謝である。

 

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新潟市中央区には下町(しもまち)と呼ばれるエリアがある。

中心部の古町(ふるまち)あたりから信濃川の河口方面に進むと、そこは下町。

市内中心部で、

「おめさん(あなた)、どこ行くん(どこ行くの)」

と、聞かれて、

「しも行くわ」

と、言うとこのエリア付近に行くという意味になる。

上(かみ)となると、新潟市内にある「白山神社」方面を指す意味合いとなる。

 

新潟市内中心部はかつて、「堀の町」と呼ばれ、たくさんの「掘割」が存在した。

現在はすべて埋め立てられて道路等になっている。

「西堀」、「東堀」、「新堀」など、地名だけが残る。

 

さて、早川堀である。

下町の一角に、かつて「早川堀」があり、こちらも時代と共に消滅した。

 

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ここ数年、新潟市に堀の復活を! という声もあるのだが、中心市街地に堀を作るのにはいろいろと問題もありなかなか進展はしていない。

 

そんな中、この「早川堀」は、地域住民の協力もあり数年前に復活した。

復活と言っても当時を再現したのではなく、あくまでもモニュメント的な意味合いが強い。

地域住民が憩える「水のある場所」としての「早川堀」。

 

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こんな手動ポンプも設置されていて楽しい。

 

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ベンチ。

 

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信濃川方面に歩いて行くと堀の幅が広くなっている。

この部分は、早川堀の延長部分にあたるがつながってはいない。

こちらの感じが当時の堀の形状に近いようだ。

 

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かつての「西堀」や「東堀」のイメージの部分もある。

こんな堀が市内中心部にいくつも存在し、水上交通などで市民生活の一部になっていた「堀」。

水質汚染、車の発展などで消滅した「堀」

いい形での復活により「水の都にいがた」としてのイメージアップに繋がればと感じる。

今日はこんなひとりごと

 

あぁバスセンターのカレー

昨日の昼食はカレーにした。
カレーはカレーでも「バスセンターのカレー」なのだ!
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いきなり「バスセンター」などと言っても意味不明な皆さんも多いと思うので説明しよう。

新潟市中央区の万代(ばんだい)というエリアにあるバスターミナルのことだ。
万代というエリアは、新潟駅から西に位置する新潟市でも最大の商業地区。
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大型商業施設などが多くあり、休日には若者で賑わう。
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「ラブラ2」というファッションビルには「NGT48」劇場もある。
まさにエリア全体が若者文化の中枢。

で、バスセンターのカレーの話し。
上記のようなエリアの真ん中に位置するのが
万代シテイ バスセンター」
万代シティと表記するのが自然だと思うが、「シティ」ではなく「シテイ」と表記するのが正解。
なぜか「イ」が大文字なのだ。

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バスセンターのシンボル「レインボータワー」
新潟市民ならみんなが知ってるランドマーク。
いわゆる展望台なのだが、残念ながら現在は営業休止中。

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屋上は広場になっていて、年間を通じて各種イベントが催される。

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「バスターミナル」なので1Fはこんな感じ。

さぁ、ここまでしゃべってやっと「カレー」にいこうか。

1Fのバスターミナル内に店はある。
いわゆる立ち食いスタイルの店。
店の写真は諸事情により撮影しなかったが、そこで食べたのがこれだ。
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大盛り。

懐かしい黄色いルウが食欲をそそる!
普通盛り、大盛り、ミニがある。
写真ではわかりづらいと思うが、なかなかの量なのだ!
よっぽどの空腹時でなければ普通盛りで十分、女性ならミニで満足だろう。

「さあっ、食うぞ!」

ちょっと待て!
ここで冷静にならなくてはならない。
ご覧のとおりご飯の上全体にカレーがかかっているからだ。
なにも考えず食べるとルウがなくなり白米だけになってしまうという最悪の結末が待っている。
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このように白米を掘り出して、ふち付近のルウをまぶしながら食す!

最近、テレビのバラエティ番組などで全国に紹介されているバスセンターのカレー。
先日公開された映画「ミッドナイトバス」のロケでも使用された。

今や新潟名物になりつつある「バスセンターのカレー」
新潟に来県した際にはぜひお試しいただきたい。

あぁ完食。
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今日はこんなひとりごと

あぁ堂々のディーゼルカー

15日から新潟駅が高架駅として生まれ変わったのだ。
引き続き使用される2本の地上ホームを除き、従来の新幹線ホームと同じ3階に在来線ホームが上がったのである。
私は先週末から昨日まで事情により会社の車で通勤したため、今朝の通勤が在来線高架ホーム初体験となった。

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カマボコ型ドームに覆われた3階ホーム。
新幹線に乗車するような気分になる。

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私が通勤で乗ってきた列車。
新幹線と肩を並べる高架ホームでの「ディーゼルカー
それも2両編成!
この不釣り合いさがたまらないのだ。

新潟県都のターミナル駅!
新幹線同一ホーム高架駅に2両編成ディーゼルカーが堂々と参上!
新幹線や特急、ハイテク新型電車が何だ!
今朝もディーゼルカーがエンジンの唸りと共に斬り込みなのだ!
あぁ素晴らしき排気ガスの香り。
おばけのようにスゥーっと動く奴らには感じられない力強いエンジン音。

今日一日を奮闘する通勤戦士たちと心をひとつに唸るディーゼルカー
あぁたまらない。

今日はこんなひとりごと

あぁ鳥の巣

庭で見なれないものを発見した。
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鳥の巣らしいのだ。

その上に松の木があるので、そこから落ちたと思われる。
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巣の一部が見えるから間違いないだろう。

鳥の生態について全然分からないので、巣立った後なのか巣作りの途中なのか理解しかねる。
せめて巣立った後ならいいのだが。

それにしても、こんな目立つところに巣を構えるとは。

もし設営中なら、後日ヒナの姿を見ることが出来たかもしれないと思うと少し残念。

今度はもう少しいい場所にて巣を設営してもらいたいものだ。

何という鳥かは分からないが、どこかでまた頑張ってもらいたい。
そして遊びにきてほしい。
ふるさとになれなかったこの場所に。

今朝はこんなひとりごと

あぁ消防団OB会

私は現役の消防団員であるが、昨夜は地元消防団OBで結成された「OB会」に参加させてもらったのだ。

現役時代、地元消防団ブイブイいわせてた「うるさ方」の集団なのだ。

 

 

辞めてなお、地元消防団に多大な影響力を放つ恐怖の暗黒組織!

と、言いたいところだが、気力、体力も衰えたおじいちゃん集団である。

ただ、口だけは現役なのが恐ろしい。

 

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生ビールについては私の担当。さっそく会場になったお宅にてビールサーバーを設置。

ビールは「プレミアムモルツ 香るエール」を選んだ!

OB会には不似合いな香り高い高級ビールで世知辛い日常を少し忘れると共に、やわらかな味わいで「うるさ方」の口を封じ込める作戦に出たのだ。

 

 

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料理は近くの仕出し屋「魚鶴」さんから届いた。

この仕出し屋のご主人も現役の消防団員である。

OB会のメンバーは現役を引退しても消防団を支援してくれているのだ。

 

さて会合スタート!

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1、OBから見た消防団についての意見交換

2、OBから見た消防団と地域の協調についての意見

3、私のような現役団員に対する要望

4、消防団を退いた者だからこそ気付いた点

5、今後の消防団はどうあるべきか

 

などといった話しは一切ない。

 

ただの「飲み会」なのである。

 

美味しい料理に舌鼓を打ち、酒もビール、日本酒、焼酎と、まるで「消防操法」を見ているような確実な手順で進行した。

手に持ったビールグラスや箸のムダのない動き! 空いたグラスへの確実な注ぎ!

昔、消防団で培った確実な動作、用具の扱いが見事にフィードバックされている!

さすがだ。

私が仕組んだ高級ビールによる口封じ作戦も「初期消火」の段階で見事に失敗。

OBのオジサン達の口から燃え上がる言葉の炎は衰える様子もなく、消火は困難を極めたのである!

 

夜も更け、やっと鎮火。

ここまでの冗談はともかく、地元消防団OBの皆さんはいい方ばかりである。

引退後もなお、地元の平和を願うオジサン(おじいちゃん)たち。

こうして現役ながらOB会に参加させていただくというのは私にとって幸せといえよう。

私も将来、消防団を引退する時が来るだろう。

その時は、ここに集ったOBの皆さんのような味のある高齢者(笑)になれればと感じた。

あぁ消防団OB会、

「次回も呼んでくださいね」

 

そんなひとりごと

 

 

 

 

 

あぁ雑記

皆さんいかがお過ごしであろうか。

今週も普通に起きて普通に仕事をし普通に寝るという、至って変化のない日々を普通に送ったのだが、何ごともなく普通に生活できた日常であったことに感謝したいと思う。

 

ということで、何気なかった今週を何気なく振り返ってみよう。

 

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イベント参加で長岡へ行くという息子を新幹線ホームまで送った。

駅前で息子を見送ればいいものを、鉄道車両見たさに入場券でホームまで来てしまったのだ。

 

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やはり、高速を発揮する新幹線車両のデザインは素晴らしいのだ。

最近、在来線慣れしていたので、新幹線車両のデカさにあらためて圧倒されてしまった。

 

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15日から高架駅化第1期がスタートする新潟駅だが、新幹線ホームから在来線側を望む。

透明なアクリル壁の向こう側が新規の在来線ホームなのだ。

キオスクの建物が設置済のようだ。

 

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新幹線ホームからの出口案内看板に「在来線のりかえ」の表記が追加された。

 

次は、私が通勤で利用する某郊外駅のホームにあるチューリップの定点観測だ。

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だんだん咲いていくチューリップを見ながら春を感じた1週間であった。

 

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トミカ」というミニカーでミリタリー物がラインナップされるという素晴らしき時代を満喫。

 

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Tー2練習機(ブルーインパルス

まあまあ良く特長を捉えたモデルだと思う。

独特のカラーもキチンと表現されているようだ。

 

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90式戦車

こちらも、迫力あるスタイルと重量感が伝わってくる好モデル。

 

「ロンドンバス」も魅力的なモデルだ。

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こんなおしゃれなバスで通勤してみたいものだ。

 

鉄道模型も楽しんだ。

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今回は、設置が面倒でいつも二の足を踏む「ターンテーブル」を引っ張り出してみた。

このターンテーブルは、私が中学生か高校生の時に購入したものだが、今でもちゃんと機能してくれる。

 

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ターンテーブルを設置すると多くの機関車を並べることができるのだが、電気配線コード長の制約もありやっぱり面倒。

 

あぁ、結局ミニカーと鉄道模型

我が人生に成長なし。

 

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私にとっての普通は、

なんか微妙だ。

 

そんなひとりごと

 

 



 

あぁ自衛艦3

先ほど「あぁ春はまぼろし」をアップしたのだが、こう寒いと外出もおっくうになる。

特にする事もない時間を過ごして1日が終わるのも辛いので、この場を借りて、

「あぁ自衛艦」の第3弾を敢行することに急きょ決めたのだ!

 

第3弾は少し角度を変えてみようと思う。

それは、私が自分自身に置き換えたいと憧れる存在。

「支援船」である。

 

海上自衛隊所属の艦艇は「自衛艦」なのだが、同じ海上自衛隊所属でも「自衛艦」ではないカテゴリーの船が存在する。

それが「支援船」なのだ。

主な任務は、自衛艦艇の出・入港の支援、艦艇への人員や貨物物資などの搭載、港内における火災消火、隊員の教育、災害派遣などである。

言わば、縁の下の力持ちといったところだ。

 

護衛艦など華々しい艦艇も「支援船」の支えがあってこそ、その性能を発揮できるという訳である。

 

自衛艦は、旧海軍伝統の「自衛艦旗」を掲揚するが、支援船は「日の丸」を掲揚する点が相違点。

 

それではギャラリーに移る。

 

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曳船82号(手前)、油船32号(奥)

曳船とは、いわゆるタグボート自衛官の出・入港時に艦を押したり引いたりするのが任務。

油船はその名の通り、艦艇に燃料等を補給する任務の船。

大湊にて。

 

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水船10号(左)、交通船2060号(右)

水船は艦艇に真水を補給するのが任務だが、災害時には被災地へ真水を運ぶ活動も行う。

交通船は、人員及び貨物を艦艇に届けたり、連絡業務を行う船。

交通船の番号が1000番台は幹部自衛官用で、2000番台は一般隊員及び貨物用となっている。よって、写真の2060号は一般隊員及び貨物用の交通船という事だ。

佐伯にて。

 

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交通船1026号

この交通船は1000番台という事で幹部自衛官用となる。

大湊にて。

 

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曳船64号

訓練支援のため新潟に来た時の撮影。

京都の舞鶴基地からはるばるやって来たのだ。

新潟西港にて。

 

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(番外編)

的船

この船は「支援船」としては区分されておらず、資機材扱いなのかもしれない。

しかし任務は過酷なのだ!

それは、射撃訓練の的になるというもの。

他の艦艇に曳航されて訓練海域に向かい、護衛艦などの射撃目標になる。

この船に命中させるというより、目印としての任務だと思うが、側面の凹みや、あちこちに溶接された鉄板の跡が痛々しく、任務の過酷さがうかがえる。

佐伯にて。

 

さて、いかがだっただろうか。

 

表舞台で華々しい活躍を見せる者の影には、必ず「縁の下」の存在がある。

決して表に出ない者達がいる。

どんな世界にもだ。

こんな「支援船」のような人間に私はなりたい。

 

今日はこんなひとりごと