あぁ太陽みたいな去年の選手たち
今朝もいつも通りの朝練習を行った。
少し雰囲気が違うのは、去年の選手たちが来てくれていること。
水曜、木曜、そして今日の3日間は、去年の選手たちが指導に来てくれたのだ。
毎日、我々部長が中心となり指導を行っているが、我々も選手時代にすべてのパートを経験したわけではない。
自分が経験したパートの指導ならまだしも、未経験の部分については勉強しながら臨んでいる。
自分の未経験パートの指導は正直に言って不安。
「部長は競技のすべてを知っていなくてはいけない」
その崇高な建前。
私も部長2年目。
新米部長だった去年の練習指導は本当に情けなかった。
その思いが今年の自分にはある。
だから自分なりに努力しているつもり。
そこに現れた去年の選手たち。
見事に指導者の弱点を補ってくれた。
「つもり」じゃいけないのは承知している。
この3日間は、私も選手と同じ気持ちで臨んだ。
もちろん、彼らから吸収しようという気持ちは表に出さずに。
「部長は競技のすべてを知っていなくてはいけない」
指導側という立場上そのような気持ちを表に出せるわけがない。
私の心の中で太陽みたいな輝きを放つ去年の選手たち。
あなた方から吸収できた3日間を私の光として、今年の選手たちから放たれつつある力強い光と共に輝きたい。
もちろん表には出さずに。
今日はこんなひとりごと