あぁ消防団6
午前中、我が消防団の春季消防演習が行われた。
400名を超える団員が参加して分列行進、通常点検、ポンプ操法を行ったのである。
選抜団員による通常点検。
点検者(消防団長、市会議員、消防署長、警察署長、防火団体関係者等)が、消防団員の服装、姿勢などを点検するのである。
ポンプ車操法。
ポンプ車による一連の操作を確実に行う競技。
確実さ、時間、団員の動きなどが厳しくチェックされるのだ。
小型ポンプ操法。
積載小型ポンプを使い、一連の操作を確実に行う競技。
ポンプ車操法と同様、厳しくチェックされるのだ。
今日は、ポンプ車操法、小型ポンプ操法とも、今月25日の新潟市消防団操法大会に参加する選手らによって日々の訓練の仕上がり具合を披露したのである。
選手たちは本番まで毎朝もしくは夜に集まり練習を重ねているのだ。
つまり、会社に出勤する前、または帰宅後に訓練をしているのである。
私も過去に選手経験があるが、練習期間は地獄である。
今日、操法を披露した選手の諸君には本番での上位入賞を目指し頑張っていただきたいと思う。
続いて、
この場を借りて、参加車両を見て頂くことにする。
なかなか渋い雰囲気である。
トヨタ ダイナがベースの普通ポンプ車である。
このタイプは、小規模の消防署などでも昔は見られたタイプ。
消防署では見なくなったが、消防団ではまだまだ主要戦力として活躍してるのだ。
スバル サンバーがベースの小型ポンプ積載車。
積載車としては最近のトレンド。
軽自動車ベースの積載車はトラックタイプが主流だが、最近はこのようなワンボックスタイプが導入されているようだ。
そしてこれが最新鋭の普通小型ポンプ積載車。
日産 アトラスがベース。
ポンプ車ではなく、ポンプ積載車なので後部に積載ポンプがあるのだ。
通常は積載ポンプを車から下ろして使用するが、この新型タイプは積載したまま使う仕様のようだ。
とても消防団の装備とは思えないのだ!
ウラを返せば消防団の任務が過酷になりつつあるということ。
覚悟を決めて活動しなくてはいけない。
地域を守る団員と装備車両の背中には、
災害のない地域を目指す意気込みが見える
誇りとともに。